ENGLISH

報道機関の皆様へ
すぐに公開してください ご連絡はジュリア・エストレーラまで
2000年4月16日

名護市における米軍基地建設をとめるために、沖縄から女性たちが支援を求めてやってきます

沖縄・名護市在住のマシキ・トミさんとウラシマ・エツコさんが、極めて環境上繊細な当地における米海兵隊の軍用ヘリ基地建設をとめるための運動の支援を求めてハワイにやってきました。彼女たちはこのように発言しています。「私たちは、沖縄県民の抗議に応えて普天間飛行場を閉鎖するという甘言で、V−22オスプレー(4月8日のアリゾナの事故で19人の海兵隊員が死亡した同一機種です)を配備できる新たな基地を名護に建設しようとしている世界の二つの大国、米国と日本と闘っています。すでに多くの沖縄県民が学校や地域に墜落した航空機によって殺されています。沖縄に駐留している米軍によって強姦の被害を受けた子どもたちや女性がたくさんいます。私たちは権力と戦争のために失われてきた沖縄の人々の土地と生命、ないがしろにされてきた人権を主張するためにやってきました。私たちは、私たちの平和と協調の歴史を回復したいのです。」
この女性たちは4月13日に到着し、ハワイ・オキナワ・ピースネットワーク主催の会合において発言してきました。「この女性たちはつねづね沖縄とハワイの類縁性に驚いていました。同様に島国の沖縄にとってハワイ、グアム、プエルト・リコ、マーシャル諸島、とりわけ先住ハワイ人の経てきた経験は、非人間的なグローバライゼーションに直面している彼らを、連帯を通じて力づけるために有用だと思います。」このツアーを企画したピート・シマザキ・ドクターは言っています。
これらの女性たちは現在「ヘリ基地いらない!二見以北10区の会」と呼ばれるグループで活動しています。このグループはテニヤ、ソコニヤ、カヨウ、アブ、ミハラ、テイマ、セダケ、オオウラ、オオカワ、フタミというすべてヘリ基地建設予定地の近傍の地域の草の根住民団体です。
この団体は労働団体、女性団体、環境問題グループを含む全沖縄的、全国的な支持を得ています。
2000年4月18日午後1時15分より、州庁舎において、これらの女性たちは州下院議員のロイ・タマキ議員およびデニス・アラカキ議員との会見の後、記者会見を行います。米軍基地によって破壊されてきた沖縄の環境と人権に関する、また(ペンタゴンに配備された当初の15機のうち3機までが技術的な問題で墜落している)V-22オスプレー機に関する資料を会見の場において配布いたします。ご要望があればこれらの女性たちにインタビューを行うことも可能です。
これらの女性たちは4月17日6時30分から、ドール街2645のハワイ大学マノア校「ハラウ・オ・ハウメア(ハワイ研究センター)」で発言します。この集まりは一般に公開されています。