戦争協力拒否FAX通信5月21日号より転載 Date: Wed, 24 May 2000 03:02:40 +0900 Subject: [keystone 2716] 戦争協力拒否FAX通信5月21日号 【電子版】 戦争協力を拒否し、新ガイドライン・有事立法に反対する全国FAX通信 No.17 2000年5月21日(月2回発行) ●「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラムを成功させよう!   −−沖縄の米軍基地を撤去し、アジアと世界の平和を     民衆の力で創造していくために−−   ◆プログラム(案)   ◆連絡・問合せ先   ◆国際フォーラムへのご賛同のお願い   ◆フォーラム東京連絡会・呼びかけ人   ◆フォーラム沖縄連絡会・呼びかけ人 - ----------------------------------------------------------------------- 「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラムを成功させよう!   −−沖縄の米軍基地を撤去し、アジアと世界の平和を     民衆の力で創造していくために−−  6月30日から7月2日、私たちは、タイのバンコクにある国際NGOの「フォーカ ス」と共同して、沖縄・浦添市において、東北アジア、東南アジア、南アジア、 またアメリカ合州国からの活動家とともに「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラ ムをひらきます。  私たちは、基地と軍隊による「国家の安全保障」に根本的な疑問を抱くように なりました。国家の軍隊は人びとの安全を守るどころか、あまりにも多くの民衆 を殺し、傷つけ、暴力によってその生活を破壊してきたからです。  私たちはそれにに対して「民衆の安全保障」の創造を追求します。それは、人 びとが、自分たちの生活、仕事、環境、自由を守り、飢餓や差別に苦しまず、殺 されたり傷つけられたりレイプされたりしない生身の平和と安全を、非軍事化を つうじて、自身の力で創りだしていくことを意味します。  沖縄国際フォーラムで、私たちは、(1)アジア・太平洋での米軍と米戦略の 役割をつきとめ、(2)アジア・世界のなかでの沖縄民衆の米軍基地に対する闘 いの意味を明らかにし、(3)アジア太平洋における国際的な平和の創造の条件 をさぐり、(4)女性たちの運動が明らかにしてきた軍隊・基地の性差別的な成 り立ちの認識を共有し、(5)国家による暴力的介入に口実を与えている地域・ 宗教・人種間の紛争を民衆自身が解決する方策をさぐり、(6)アジアの民衆へ の近代日本の関わりへの歴史認識を批判的に検討し、(7)その上で、民衆によ る民衆の安全保障のための国境を越えたネットワークの形成をはかりたいと思い ます。  私たちは、「民衆の安全保障」の考えと行動がすでに沖縄の民衆運動のなかに 深く根ざしていることを知っています。同様な教訓が、ビルマで、インドネシア で、東チモールで、フィリピンで、そして世界各地の人びとの経験の中から引き 出されています。  「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラムは、6月に沖縄で開かれる国際女性サ ミット、国際環境NGOフォーラム、第三世界諸国の債務帳消しを求めるジュビ リー2000の国際会議、グローバリゼーション下の地域自立と持続可能な発展の道 をさぐるピープルズサミットなどの、国家のサミットに対抗する企画と連携しな がら、平和、環境、女性、労働などの運動の場からサミットに体現される大国主 導の覇権戦略への対抗構想についての討論を深めていきたいと思います。【以 上、「呼びかけ文」からの抜粋】 - ----------------------------------------------- プログラム(案/発言者には予定・交渉中も含む) ●6月29日(木)午前・午後◆基地を中心にしたエクスポージャー、夜◆レセプ ション ●6月30日(金)9:00◆開会 冒頭報告(ウォールデン・ベロ、武藤一羊)、 10:00〜12:00◆全体集会(1)沖縄からの報告(新崎盛暉、高里鈴代)、13:00 〜15:00◆全体集会(2)アメリカの軍事戦略とグローバリゼーション(武者小 路公秀、マーゴ・オカザワ・レイ)、15:30〜18:00◆全体集会(3)民衆の歴史 認識(松井やより、テッサ・モーリス・スズキ、平良修ほか)、19:00〜21:00◆ 分散会(1)南アジア、東南アジア、朝鮮半島、台湾海峡、日本の軍事化 ●7月1日(土)9:00〜11:00◆全体集会(4)民衆の側からのアジアの安全保 障の枠組み作り(梅林宏道、ニック・マクレランほか、韓国、中国から)、 11:00〜13:00◆全体集会(5)軍事化・基地と女性・民衆の安全保障(メラニ・ ブディアンタ、スリチャイ・ワンゲオ、浦島悦子、宇井純、ほか)、14:00〜 16:00◆分散会(2)a:地域紛争への国家・軍隊の介入に反対する民衆の側か らのオルタナティブ、b:軍事・経済的グローバリゼーションに対決する民衆の ネットワーク、16:30〜19:00◆集約・全体集会 ●7月2日(日)午後◆沖縄でオープンな集会を予定 - ----------------------------------------------- 連絡・問合せ先:「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラム ●沖縄連絡会◆平和をつくる琉球弧活動センター気付(Fax:098-867-4004) ●東京連絡会◆〒169-0072 新宿区大久保2-4-15-3F ピープルズ・プラン研究 所気付(Tel&Fax:03-5273-8362/E-mail:ppsg@jca.apc.org) - ----------------------------------------------- 国際フォーラムへのご賛同のお願い  この「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラムを成功させるために賛同者(賛同 団体)を募っています。賛同者(団体)のお名前は、差し支えのないかぎり公表 させていただきたいと考えています。また、賛同をいただいた皆様には、会議の 報告集をお届けします。どうか賛同をお願いいたします。 ●賛同金 個人1口:2000円/団体1口:5000円 ●郵便振替  口座番号:00170-4-189754  加入者名:「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラム - ----------------------------------------------- ◆東京連絡会・呼びかけ人◆ 秋山眞兄(日本ネグロス・キャンペーン委員会事務局長)、天野恵一(派兵 チェック編集委員会)、上原成信(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック代表)、 梅林宏道(PCDS 非核平和太平洋運動)、太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、 太田昌国(戦争協力を拒否し、米軍基地の沖縄内移設に反対する実行委員会)、 大津健一(日本キリスト教協議会総幹事)、加地永都子(日本YWCA中央委員)、 カリン蜒梶[(アメリカン・フレンズ・サービス・コミッティ)、木邨健三(日 本カトリック正義と平和協議会事務局長)、国富建治(戦争協力を拒否し、新ガ イドライン・有事立法に反対する全国FAX通信)、ダグラス・ラミス(ピープル ズ・プラン研究所)、田巻一彦(脱軍備ネットワーク・キャッチピース)、遠野 はるひ(APWSL アジア太平洋労働者連帯会議日本委員会)、花崎皋平(ピープル ズ・プラン研究所)、原義和(名護へリポート基地に反対する会)、松井やより (VAWW-NET Japan「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)、武者小路公秀 (フェリス女学院大学教員)、武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)、山下治 子(NO! レイプ NO! ベース 女たちの会) - ----------------------------------------------- ◆沖縄連絡会・呼びかけ人◆ 安次富浩(海上ヘリ基地建設反対・名護市政民主化を求める協議会)、池宮城紀 夫(弁護士)、新崎盛暉(一坪反戦地主会代表世話人)、宇井純(沖縄環境ネッ トワーク)、浦島悦子(ヘリ基地いらない「二見以北十区の会」)、金城睦(弁 護士)、島田善次(宜野湾告白教会牧師)、島田正博(一坪反戦地主会)、崎原 盛秀(平和市民連絡会事務局長)、平良修(日本キリスト教団うふざと教会牧 師)、高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表)、知花昌 一(読谷村議)、中村信嗣(基地はいらない平和を求める宜野湾市民の会)、西 尾市郎(平和をつくる琉球弧活動センター)、真喜志好一(SACO合意を究明する 県民会議)、源啓美(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)、由井晶子 (元沖縄タイムス論説委員)