米兵によるわいせつ事件糾弾及び連続する事件・事故に
抗議する緊急県民総決起大会(開催要綱)
◆大会の目的
7月3日に発生した在沖海兵隊兵士による女子中学生に対する準強制わいせつ事
件は、1995年に発生した少女暴行事件の悪夢を再び呼び覚ますショッキングな
事件であり、満身の怒りを込めて糾弾する。また、器物損壊事件と犯人逃亡ほう助、
強盗事件、水陸両用車による珊瑚礁破壊、漁場荒し、民有地(きび畑)荒し、慰霊
の日の演習による山火事等々、目に余る事件や事故が連続してきた。さらに、これ
らの事件・事故に対する全県的な抗議行動が展開され、これに対する米4軍調整官
や在沖米国総領事を含む関係者が再発防止を表明している最中、今度は7月9日に
米兵によるひき逃げ事故が発生し、虚偽申告をしていたことも暴露された。
「口先だけの綱紀粛正、口先だけの再発防止」というのが県民の偽らざるをえな
い思いであり、私たちは、その思いを確かめつつ、全県民の一致した要求(要求ス
ローガン4項目)の具体的な実践を求めていくための県民大会を開催する。
◆大会の名称
「米兵による準強制わいせつ事件及び連続する事件・事故を糾弾し、米軍の綱紀粛
正と人権教育の徹底、謝罪と誠意ある対応を求める緊急県民総決起大会」
※要求スローガン
1 米国政府と米軍当局は、綱紀粛正と人権教育を徹底し、再発防止に対する最大
限の努力と具体的な対応策を沖縄県民に明らかにすること。
2 被害者とその家族及び関係者に対する謝罪と誠意ある対応と行動をとること。
3 事件・事故の温床となっている米軍基地の集中過密配備を解決するため、沖縄
における基地の整理縮小を早めること。
4 日米地位協定の抜本的な見直しを図ること。
◆大会日時
2000年7月15日(土) 午後5時〜
◆大会の場所
宜野湾市 海浜公園内野外ステージ
◆大会主催団体
同大会実行委員会(連合沖縄、沖縄平和運動センター、統一連、市民連絡会)
代表は、連合沖縄、平和運動センター、統一連、市民連絡会の代表とする。
※できるだけ超党派の県民大会にすることとする。
県選出国会議員、県内全政党、県知事、県議会議長、全県議、全市町村長及び
議会議長、県経営協、などに対しても積極的に呼びかける。
※事務局は連合沖縄が担う。(事務局長、副事務局長、+スタッフ複数配置)