再び、白保のサンゴの海が危ない!
「新石垣空港カラ岳陸上案反対!」緊急署名のお願い
保護団体各位

 北半球で最大・最古のアオサンゴ群落で知られる沖縄県石垣島・白保のサンゴ礁に再び危機が迫ろうとしています。
 稲嶺県政によって昨年8月に設置された新石垣空港建設位置選定委員会は、さる2月14日、白保サンゴ礁生態系の陸上部に新空港を建設するカラ岳陸上案を最終候補地2案のうちの1つに選定しました。地元紙などでは最有力候補と報道されており、早ければ次回3月5日の選定委員会で新たな新空港建設地として決定される可能性が強まっています。
 このカラ岳陸上案は、陸海一体となったサンゴ礁生態系のど真ん中に新空港を建設する計画案です。海の直接的な埋め立てこそないものの(誘導灯は海上に設置されます)、高さ30メートルもの巨大な滑走路が海岸林を踏み倒し、渚ギリギリにまで迫ります。
 大土木工事による赤土の大量流出は避けられず、サンゴ海域への影響は極めて大きいものと考えられます。また地下水の分断によるサンゴ礁環境への影響も無視できないものと思われます。さらに住民の聖地・カラ岳(136m)と海岸林そして白い砂浜が織りなす陸上部分の自然的景観も無残にも失われます。
 しかし選定委員会は、県事務局が出すずさんな資料(カラ岳陸上案の独自調査は全く行われていません。過去の他の案のデータを代用するなどして資料とされています)をもとにおざなりな質疑応答を繰り返すのみで、議論らしい議論もせず、「どこでもいい、早く決めてくれ」という島の雰囲気の中、次回にもカラ岳陸上案をあらたな建設場所に決めようとしているのです。また私たちが出した選定方法の見直しを求める公開質問状に対しても門前払いの回答しか返さず、とにかく年度内(3月末)に建設地を決定しようという姿勢だけが目立っています。
 私たちはこれをなんとか阻止し、カラ岳陸上案を断念させるために保護団体等に対しての緊急署名運動を始めることになりました。3月5日の次回委員会までにできるだけ多くの署名を集め、「カラ岳陸上案反対!」の大きな声を選定委員会に届けたいと思います。ぜひご賛同いただきますよう、よろしくお願い致します。
 なお、署名の締切りは3月1日とさせていただきます。

 賛同署名(団体名、代表者名、所在地、電話番号等)の送り先
   1.Eメール seki.619@mx1.ttcn.ne.jp
   2.FAX   03-3220-3529
      ※要請書には団体名及び都道府県名のみを記載します。
                       連絡先 八重山・白保の海を守る会
                       〒158-0093東京都世田谷区上野毛 2-23-30-102
                            TEL/FAX 03-3220-3529
http://www.people.or.jp/~nature/shirahonokai/indexj.html
                           ●以下の文言・形式で選定委員会に送ります。

                要請書

新石垣空港位置選定委員会委員各位


 私たちは、白保サンゴ礁生態系を破壊する新石垣空港カラ岳陸上案に断固反対し、貴殿がカラ岳陸上案を選定しないよう要請します。
 自然環境保全が内外を問わず大きな潮流になってる今、観光立市をめざす石垣島の皆さんが、この世界遺産的価値のある白保サンゴ礁生態系を将来にわたって保護しかつ賢明に利用することによって、その目的を実現されることを強く望みます。
2000年3月1日                       八重山・白保の海を守る会(東京)

                              以下賛同団体名