ただちに行動を!
ビエケス・リーブレ(自由ビエケス)
Vieques Libre - http://www.viequeslibre.org
緊急!報道によると米海軍の軍艦がバージニアを出発し、ノースカロライナに立ち寄った後、1000名の海兵隊員と装備を積載し、FBIと連邦保安官とともにビエケス島の団結キャンプの抗議者達を強制的に退去させるための軍事行動に参加する予定。海軍によるとビエケス島に到着するのには2ないし3日を要するとのこと。
今や、われわれはただちにジャネット・リーノに抗議の電話(202-514-2001)をかける行動を起こそう!プエルト・リコの人民はビエケスへの軍の襲撃を決して許さないのだということを彼女の知らしめるために!襲撃の計画は決して米国の利益にならない、なぜなら逮捕者を出すことは国際社会に対して米国の恥さらしになるだけだし、そんなことになればプエルト・リコでも米国でも大規模な抗議行動が起こるだろうからだ、ということを彼女に知らしめるために!
いまこそ、ビエケスに平和を!
ただの一発の爆弾も、もういらない!
米海軍の軍艦、プエルト・リコへ向かう
ロバート・バーンズ(AP)
ワシントン(AP)
政府当局者によると、2隻の米海軍の軍艦が今日、およそ1,000人の海兵隊員を乗船させるため南に向かって出港した。プエルト・リコのビエケス島の爆撃演習場から抗議のために泊まり込んでいる人々を排除するFBI主導の作戦にあわせてのことである。
司法省が沿岸警備隊との協力の下に計画しているこの排除作戦に軍隊は使用されない模様。海兵隊員は抗議者が排除された後の爆撃演習場の周囲を警備する目的で導入されると、政府筋は匿名で語った。
連邦保安官とFBIの要員は来週は焼ければ月曜日にも排除作戦を開始し、またプエルト・リコ警察は海軍演習場周辺の群集の制御にあたるとのことである。
射爆場内部に泊まり込んでいる数十人の抗議者のほとんどは、逮捕に対して抵抗しないことを明らかにしているが、逮捕されても直ちに別の抗議者達が彼らにとってかわるだろうとも予告している。丘陵地域の全域に抗議者が分散するだろうというものもいる。
彼らは1999年4月19日、海兵隊のジェット機が誤爆により民間人警備員のディビッド・セインズ・ロドリゲスが死亡して以来、射爆場を占拠している。
水陸両用艦船USSバターンおよびUSSナッシュビルが木曜日の午後、本拠地のバージニア州ノーフォークを出港しカリブ海に向かう途中、ノースカロライナ州モアヘッドからヘリコプターで到着する海兵隊と合流する予定と、政府筋は語った。
これらの船舶は月曜日にはビエケス近海に到着する。
木曜日のこれらの船舶の出港直前、米国防総省報道官クレイク・キグレイ少将は、米当局はビエケス問題についてプエルト・リコ当局と協議を続けていると語ったが、それ以上のコメントは避けた。
1月31日のクリントン大統領とプエルト・リコ知事の間の爆撃演習再開についての合意、すなわち、演習場の閉鎖に関する住民投票実施の見返りとして少なくとも3年間模擬弾による演習を認めるとの合意は、ビエケスにおける抗議行動によって頓挫されている。その合意には4千万ドルにおよぶビエケス島の経済振興予算と、島の3分の1を占める弾薬処理場の返還が含まれている。しかし海軍は抗議者が排除されない限り、振興予算はおろせないと主張している。