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ドゥーク・ロッケ博士から、世界の市民への手紙

このメールを受け取ったすべての方へ。以下の内容を世界の市民のために受け入れる用意のあるすべての場所へ放送・配布・出版・ウェッブ掲示を通じて送り届けてください。
ご協力を感謝します。
ドゥーク・ロッケ博士

以下の報道に示されているように米国防総省の役人が、ビエケスの住民に対して武力を行使する用意があるというのなら、世界の市民は協同してビエケス住民を支援しなければならない。海軍当局者が認めているように、米海兵隊のパイロットが、法と規則に反して劣化ウラン弾を意図的にビエケスにおいて発射し、そして今度は海軍のパイロットが爆弾を投下して一人の人を死亡させ多くの人を負傷させた。事態はまさにここから始まったのだ。爆弾はコースを外れたと主張されている。しかし物理学とニュートン力学の教えるところ、爆弾は落とした場所にしか落ちない。だから爆弾がミスをしたという言い訳は笑うべきものに過ぎない。パイロットが警備員を死亡させ怪我人を出したのは、彼が誤っていたからであり、爆弾を投下する際に十分に注意を払っていなかったからに過ぎない。
これはまさに純然たる過失ではないか!
また、合衆国国防総省が(劣化ウラン弾による)汚染にさらされた人々への医療サービスと環境回復を拒みつづけているのは、環境的正義の問題ではないのか!
合衆国軍隊は、あまりにも長い間、ビエケス島を汚染しつづけ、健康と環境に損害をもたらしてきた。今こそ、ただちに中止されるべきだ。
「劣化ウランおよび低レベル放射性物質の危険についての合衆国陸軍共通作業指針への回答」の中で、国防省の担当者は述べている。「注意:汚染した水および食物は消費に適さない。」海軍の当局者は劣化ウランの使用が危害を生ずることを知っていたのだ。なぜなら、すべての国防省の役人が命令と法によって義務づけられている劣化ウランに関する訓練の指針の中に書かれてあることなのだから。
このような情報に対する無視はRCRAの基準に違反し、かつ人間性に対する犯罪を構成する。
次に、海軍の主張するところによると、ビエケス島はわが合衆国軍隊の訓練のために必要だという。しかし海軍はあらゆる国に対してビエケス島演習場の使用料を得るために次のような宣伝を行っている。「我々の任務:プロフェッショナルな顧客サービスを首尾一貫して提供する。合衆国および他の国の航空機、艦船および潜水艦による実戦さながらの対潜水艦戦闘訓練、ほとんどの非通常兵器による実弾射撃能力、開発中および実戦配備試験中の兵器システムのための空域、地表、海面下の確保…。」
この中で最も見過ごしてはならないのは「非通常兵器」という言葉が指し示すものは歴史的に核・生物・化学兵器であったことだ。このようなことが何年にもわたって行われてきたからこそ、今ビエケスの住民が健康を損ねているのだ。通常兵器もまた、健康および環境を害する。
今こそビエケス住民を支持し、米海軍がこの島から撤退し、すべての活動を停止することを要求しよう。海軍がコソボでの戦争の準備のために劣化ウラン弾を故意に発射したのであれば、宣伝文句にある「非通常兵器」の次なる目標はあなたかもしれないのだ!
もう、ただ一発の爆弾もいらない!

くわしい情報は「ビエケス・リーブレ(自由ビエケス)」
いつも、世界の市民と神のために。
ドゥーク・ロッケ博士