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| S'系に対して相対的に静止している ベクトルBの時間的変化率dB/dt | 一般のベクトルAの時間的変化率dA/dt |
t)-B(t)=
は半径Bsinθ、中心角ω
tの扇形の「弦」であるが、
tが十分小さいときは、「弧」に近似して差し支えない。
|=ωBsinθ
t
の方向は、角速度ベクトルωをBに重なるように回転したときに、右ねじの進む方向、であるから、「外積」の定義に従って、
=ω×B
t
tにおいてA(t+
t)=
t)-A(t)=
tの間にPはQ間で移動するから、
+
=
t+A'(t+
t)=A(t+
t)-A(t)
A、S'系における変化量を
'Aと書くと、
t+
'A=
A
・・・(1)
であるから、
・・・(2)
・・・(3)
・・・(4)
・・・(5)
・・・(6)
・・・(7)
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| 北緯θの地表面に静止している質量m質点には、地球の自転による「向心加速度」が生ずる。 | 地球の地軸に固定された観測者から見ると、この質点に作用する重力mgと、垂直抗力Nの合力が地軸に向かって垂直になっていなければならない。 | 地表面の観測者からみると、重力、遠心力、垂直抗力の3力がつりあっていなければならない。 |
| いずれにしても、垂直抗力は、地球の中心より、やや下方に向かうことになる。 | ||
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| 北緯θの地表面で、真北に向かって移動する質点には、東向きに、すなわち、進行方向に対して右に傾くように、「コリオリ力」が作用する。 | 南緯θの地表面で、真南に向かって移動する質点にも、やはり東向きに、すなわち、進行方向に対して左に傾くように、「コリオリ力」が作用する。 |