また、「入荷」しました。写真ではよく分からないけど、薄い、そう、水墨画のような風合いの三毛。

生後3週間ぐらいだろうか?これまた車で裏道を走っていたところ、道路のほぼまんなかに、呆然と座っていた。拾うことに対しては、あまり悩まなかったね。かなり弱っていそうだったから、育つかどうかが不安ではあったが。

仕事に行く途中だったんで、ダンボール箱に入れて連れていった。仕事と言うのは塾なんだけど、授業、と言っても夏休みだし、生徒の質問を受けるために座っていればいいだけなんだけど、それにしても講師がおおよそ30分も遅刻して、くたくたの子猫を携えて出勤しても、経営者も生徒達も、笑顔で迎えてくれるとは、ありがたいことだ、感謝しなければ。

よほど疲れていたんだろうか。ほとんど泣きもせず、私の左手の上でこんこんと眠り続けていた。
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龍宮城だより