Saturday
in the Park.
あけて、5月5日、小屋の中に閉じ込めるとキャンキャン泣き止まないのでやむなく人間が添い寝。うっかり眠り込んでしまったら、生暖かいかたまりに耳をかまれて目を覚ました。見ると布団の上にうんちとおしっこ。
それを発見したのが午前4時、猫は騒ぎ出すし、それから一睡も出来なかった。
やっぱりこんなの飼うのは絶対無理。「公園に捨てにいこうか?」などと悪趣味な冗談が脳裏をよぎったり。

その布団の上から拾い集めたうんこを持って、いつもの浦添のR動物病院へ。「里親募集会」に「出品」するには検便など最低限の健康診断をしておくのが決まりになっている。

ゆうべ作ったポスターを、病院の待合室にも貼ってもらうことにして、うんこと一緒に渡す。病院で受付をしているおばさんが「まぁ!かわいいねぇ!」と声をかけて下さった。自分はマンションで、もう犬を飼っているから無理だけど、親戚に、犬を欲しがっている人がいるからと、さっそく電話をかけて下さった。
まだ、確定ではないけれど、ともかくその方に一日お預けすることにした。庭付きの家なんだって!この子も幸せになれるかもしれない!
現在午後7時、「やっぱりやめときます」って電話は今のところかかってこない。一度この子を持って帰ったら、そりゃ手放せなくなるよ。

皆様ご協力ありがとうございました。これにて一件落着、かな?ふたたび土曜の朝の公園の物語でした。
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