1. を示したい。
      であるから、
      正数ε'に対して、
      nNのとき、|bn-b|<ε'となるNが存在する。

      としたい。・・・の部分は、nに無関係な定数である必要がある。
      そこで、c>1に対して、であるから、十分大きなnをとれば、とできる。

      であるから、とすればよい。ただ、ここでも問題は、cの大きさが不明なことである。

      cが1よりかなり大きければ、Nよりずっと小さなnとできる。
      cが1に十分近くなってしまえば、Nではは成立しない。
      そこで次のような工夫をする。つまり、はじめから、ε'を、
      と、定義しておくのである。すなわち、
      正数ε、および正数cに対して、
      nNのとき、|bn-b|<となるNが存在する。

      よって、である。

      cは1より大きければ、何でもいい。たとえば2とすれば、
      正数εに対して、
      nNのとき、|bn-b|<となるNが存在する。

      よって、である。
      ivの結果とあわせて、

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