1. -2<a1<2のとき
    • {an}が上に有界であり、その上限が2であること、
      すなわち、n=2,3,・・・に対して、an≦2であることを示す。数学的帰納法による。
      1. n=2のとき、
        -2<a1<2
        0<2+a1<4
        0<√(2+a1)<2
        0<a2<2
      2. n=k-1に対して、
        ak-1≦2
        と仮定すると、
        2+ak-1≦4
        √(2+ak-1)≦2
        ak≦2
      i,iiより、n=2,3,・・・に対して、an≦2である。
    • {an}が上に有界であり、その上限が2であり、かつ、{an}が単調増加であることから、

      が示された。
  2. a1≧2のとき
    • {an}が下に有界であり、その下限が2であること、
      すなわち、n=2,3,・・・に対して、an≧2であることを示す。数学的帰納法による。
      1. n=2のとき、
        a1≧2
        2+a1≧4
        √(2+a1)≧2
        a2≧2
      2. n=k-1に対して、
        ak-1≧2
        と仮定すると、
        2+ak-1≧4
        √(2+ak-1)≧2
        ak≧2
      i,iiより、n=2,3,・・・に対して、an≧2である。
    • {an}が下に有界であり、その下限が2であり、かつ、{an}が単調減少であることから、

      が示された。
I,IIより、いずれの場合も、

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